LGBTをカミングアウトされた際に親として子どもに配慮すべき大切な4つのポイント

「もし自分の子どもにをカミングアウトされた場合、親としてどういった対応をすればいいのか?」

子どもの悩みをなんとか解決したいと思うでしょう。しかしセクシャルに関わる問題に相談に乗るといってもなかなか難しいものです。

過去にカミングアウトをした際に苦悩した経験を持つ現役ニューハーフさんから悩みを引き出す「子どもからカミングアウトされた際に親として子どもに配慮すべき大切な4つのポイント」をご紹介していきます。

先ずは子どもの悩みを真剣に耳を傾けましょう

LGBTの子どもの悩みを真剣に耳を傾ける

突然子どもにLGBTであることを打ち明けられると、多くの親は混乱すると思います。

当事者以外の人にはなかなか理解されず、理解するには時間がかかります。中には、子どもから打ち明けられたショックから怒ることや悲しむ姿勢を前面に出す親もいます。しかし、セクシャリティのことを親に相談するのは、子どもが追いつめられている証拠です。

対応を間違ってしまうと今後の親子関係に大きな傷がつくことや子供が生きる気力を無くすことにもつながります。
子どもがカミングアウトした時、親が最初に取る行動は何がベストでしょうか?

話を真剣に聞くこと

ここ数年でようやくLGBTが社会的に認知されるようになり、サポートや支援する体制も整ってきています。

LGBTについて親が知らないのも当然です。混乱しても、まずは子どもが話していることに真剣に耳を傾けましょう。子供は勇気を振り絞り、真剣に話をしてくれているのです。

話を聞くときにしてはいけないこと

LGBTで悩む子どもは、自分が人と違うことに葛藤しながら生きています。そのため、子どもは自己否定感が人知れず強くなっています。相談するのは、信頼できるからであり、数少ない自分の味方になってくれるかもしれないという希望的観測もあります。

一方で、味方である親に拒絶される不安感も同時に持っている場合がほとんどです。話を聞くときに、否定は禁物です。親が受けるショック以上に、子どもは悩んでいるのです。まずは、真剣に話を聞いてから今後の対応について考えても遅くはありません。

否定や偏見をもたず、ありのままを受け入れてあげましょう

LGTの子ども達を否定や偏見をもたず、ありのままを受け入れしょう

LGBTの当事者がなかなか人に相談できないのは、自分の感情が本来の形とは異なっていることに気付いているからです。

また、LGBTであることを前面に出すことで好奇の目で見られることや差別を受ける可能性も考えています。自分を客観的に見ることができた上で、悩んでいるのです。カミングアウトするのは、心が限界になっている状態でもあります。

肯定する大切さ

LGBTが親に相談する上で、一番ショックを受けることは何でしょうか?答えは否定されることです。

たとえば、性自認が女性の男性がいるとします。この場合、認めて欲しいのは心が女性であり、体が心に一致してないことです。否定されるということは、心を否定されることになります。体と心、どちらを否定されるのも辛いですが、心を否定されるのは生き方を否定されていることになります。

相談された時は、否定せずに肯定してあげることが大切です。心と体が一致してないのは本人も承知しています。その上で、自分の生き方や気持ちを肯定して欲しいのです。親に否定されるほど酷なことはありません。自分がショックを受けるだけでなく、親を悲しませている姿を見ることも子供は何よりつらいのです。

肯定したからと言って心がすぐに晴れるわけではありません。しかし、肯定してもらうことで自分に自信を持てるようになります。親にカミングアウトした時のことは、いつまでも覚えているものです。その時に、肯定してあげられるかどうかで今後の親子関係は大きく変わります。

LGBTについて勉強して同じ目線に立って考えましょう

理解するにはLGBTについて勉強しよう

LGBTであることを子どもがカミングアウトした場合に、怒ったり悲しんだりする親の多くはLGBTのことをよく知らない場合がほとんどです。

同性愛者という枠で一括りにして、自分の子どもが性的マイノリティになってしまったことへのショックが大きくなり、子どもとの距離が空いてしまう結果にもつながります。一方で、LGBTのことを知らなくても子どもと良好な関係を築いていける親もいます。この違いは何でしょうか?

理解する心

子どもの将来を考えてという理由で、LGBTを否定する親もいます。しかし、自分自身を否定できないことを一番知っているのは当事者です。親であっても、何の理解もしてない人に否定されるほどショックなことはありません。

子どもを否定せず肯定することはもちろん大切ですが、一歩踏み込んでLGBTについて勉強して理解力を高めることも大切です。勉強をすれば、当事者が抱える悩みの本質に気付くことができます。それを知れば、頭ごなしに否定することもできなくなるでしょう。LGBTは心と体の性の不一致です。否定することは、女性に男性になれと強要しているようなものなのです。

勉強して初めて同じ目線に立てる

LGBTの勉強をして理解できるようになれば、ようやく当事者と同じ目線で話ができるようになります。

もちろん、完全に理解することは難しいですが、子供からすると自分に正面から向き合ってくれていると思えるものです。今後、子供と付き合っていく中で、LGBTへの知識はどちらにしても必要になります。子供の未来のためにも勉強は大切です。

第三者に相談された内容を話さない

子どもがLGBTであることを本人から相談されず、子どもと近い第三者から相談されるケースもあります。

第三者から相談された場合に、親としてその真意を子どもに聞きたいのは当然です。しかし、第三者からの相談であっても当事者は相談されていることを知らない可能性もあります。第三者に相談された内容については離さないようにするのが基本です。では、どのように子どもと接したらいいのでしょうか?

LGBTを直接相談しないのはなぜ?

子どもが本当にLGBTであるかどうかを知るためには、本人の口から聞かないと納得できなしでしょう。しかし、第三者から相談されるということは少なくとも自分以外に子どもがLGBTであることを知っている人がいるわけです。なぜ、親に直接相談することをしないのでしょうか?

子どもがLGBTであることを親に隠すのは、否定されることへの恐れもあるでしょう。しかし、それ以上に親が悲しむ姿を見せたくないのが子供の気持ちとしては大きいのです。LGBTへの理解が広がってきたとは言っても、自分が当事者になることに対しての現実感はまだまだありません。好きだからこそ言えないこともあるのです。

いつか打ち明けられるときに備えて

第三者に相談された内容は離さず、いつか子どもから直接相談されることを気長に待ちましょう。もちろん、その日のためにLGBTのことを勉強して理解しておく準備も大切です。LGBTの子どもは常に心の中で葛藤し、気持ちも不安定な場合が多くあります。大きな心で受け入れて上げることが大事です。

子どもにカミングアウトされた時

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう