ここ数年テレビでオネェと言われる方々を見ない日はありません。
皆一様に明るさと強さがありますが、テレビで見る人の特徴は何か一芸に秀でている方が多いということです。
テレビ以外でも、LGBTという言葉をメディアが頻繁に取り上げています。
LGBTとはlesbian、gay、 bisexual、 transgenderの頭文字をとった総称です。
世田谷区で同性のパートナーを認める形をとったことが一つ性的マイノリティの方の希望する社会に近づかせましたが、まだまだ都市部だけの活動にすぎません。
少しずつ進む社会的ニューハーフの進出
とはいえ、地方でも少しずつ変化が見え始めています。
例えばニューハーフの求人事情があります。
宮城県の県庁所在地仙台においては、カミングアウトして職場に馴染まれる方も多くなりました。
ランチタイムに、女性の姿で街に馴染んでいるニューハーフの方の姿を目にする機会もふえています。
また、もともとあったニューハーフの方と触れ合えるバーなどでは、ニューハーフの方々のコミュニケーション能力や会話の選び方など一般社会で必要不可欠な能力の取得のために訪れる一般人も多くいます。
このように、通常の業種、業務においてのLGBTの理解が進んでいることや、飲食業においてのLGBTの方への見方が変わってきたことは、LGBT全体の地位が相対的に上がってきていることを示唆しています。
今後は、テレビなどメディアでのLGBTの方の活躍とあいまってさらに需要が伸びることが予想されます。
仙台からニューハーフの理解と求人を整える発信を
現時点では東京、神奈川や大阪などの大規模な飲食街には雇用環境としてニューハーフの働きやすい環境がありますが、仙台はこれから整える段階にあります。
雇用環境の土台ができあがった状態に、何を上乗せしていくかを一緒に考える人材が求人によって集まってきている状態です。
今後なにが上乗せされるかはまだ未知数ですが、仙台という土地柄に合わせた発展を遂げることで、さらに地方都市にその波が及んでいくことになります。