ニューハーフクラブに初めて勤めるにあたって「お店の雰囲気はどうなんだろう」「仕事内容ってどういうものが分からない」「長く続けられるか心配」など不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

そんな時、オススメなのが“体験入店”です。

1日の仕事の流れを直接体験したり、仕事内容を確認したり、その上でお店に勤めるかどうかを判断することができる“体験入店”。後々になって、「お店の雰囲気がイメージと違った」「客層や働いてるキャストと肌が合わなかった」など後々にな働く前にチェックしておきたいポイントを幾つかご紹介していきます。

①お店の雰囲気

ニューハーフクラブのお店情報から雰囲気を知る

ニューハーフクラブは都市部を中心に増加傾向にあります。ニューハーフを求めるお客さんが増えていること、ニューハーフが働きやすい社会に変わりつつあることが理由です。

働くお店の選択肢がいくつかある場合に、押さえておきたいのが雰囲気になります。自分の雰囲気にあったお店で働くことが大事で、条件が良くても雰囲気が合ってないと長続きしません。お店の雰囲気を知る方法にはいくつかあるので、ポイントを押さえましょう。

お店情報から雰囲気を知る

ニューハーフクラブの多くは、ホームページを作成して公開しています。

ホームページ上にアットホームな雰囲気と記載しているところは多いですが、その情報だけではどんな雰囲気か知ることはできません。そこでオススメするのが、お店で働いているキャストが公開しているブログTwitter、お店が発信している情報をチェックすることです、店内の雰囲気やキャスト同士の関係性などが見えてきます。他にお店やキャストのSNSの情報をチェックするのもオススメです。

体験入店を利用しよう

ニューハーフクラブの中には、体験入店に対応しているお店もあります。

体験入店では実際に給料をもらって、働く体験ができます。お客さんの層やキャストとの関係性、スタッフの態度などを中心にチェックしていくとよいでしょう。体験入店の対応可否はお店によって異なるので、働きたいお店が見つかった場合は体験入店の情報を調べておきましょう。体験入店なので、お店の雰囲気と合ってないと感じる場合は辞退しても問題ありません。

②募集要項の条件

ニューハーフクラブの募集要項

ニューハーフクラブのお店は、以前に比べると増えています。コンセプトがあるお店も増えており、かわいい系のニューハーフキャストばかりいるお店もあれば、面白い系のニューハーフキャストばかりのお店もあります。

コンセプトについては、お店のホームページをチェックすると分かります。しかし、求人募集情報にはコンセプトが記載されてないケースも多いので注意が必要です。自分の雰囲気にマッチしたお店選びも意識しましょう。

求人要項の基本チェックポイント

年齢

ニューハーフクラブでは、年齢制限があるお店も少なくありません。募集要項を確認し、自分の年齢で応募可能かどうかチェックしておきましょう。40歳が壁になりますが、年齢層が高いキャストを募集しているクラブもあります。

勤務時間、日数

体験入店の場合は、勤務日数や時間についても確認しておく必要があります。掛け持ちで働く場合は、他の仕事との時間調整ができるかも重要です。同伴がノルマになっているクラブの場合は、入店前に時間の余裕があるかどうかも考えておきましょう。

報酬

体験入店でも給与をもらえるのが一般的です。体験を通して、本格的に入店して働きたいと思う場合は体験入店との報酬の違いも確認しておきましょう。また、こまめに給料がもらいたい場合は日払い給与の対応に関しても調べておくとよいでしょう。

寮の有無

ニューハーフクラブの中には、出稼ぎで働けるように寮を完備しているお店もあります。寮の有無と、寮を利用する場合の費用や設備なども確認しておきましょう。人気のお店だと寮がいっぱいになっていることがあるので注意が必要です。

③常勤スタッフの在籍期間

ニューハーフクラブの在籍期間

ニューハーフクラブでも、条件が良いお店というのはスタッフの出入りが少ないものです。つまり、在籍しているスタッフの就業期間が長いお店は働きやすいお店になります。一方で、就業期間が短いスタッフばかりの場合は、スタッフの出入りが激しいことを意味します。

求人応募の条件が良くても、内部でイジメやトラブルがある可能性があります。売れるためには、お店やスタッフのサポートが必須です。体験入店では、働いているスタッフの就業期間も確認しておきましょう。

体験入店で聞くコツ

体験入店で、スタッフにどれくらい働いているのか聞くのは失礼ではありません。しかし、いろいろなスタッフに聞いているとお店に探りを入れていると警戒されてしまう可能性があります。聞くときは、「お店の雰囲気が気に入ったので、できれば長く働いてみたいと思っている」など、働く意欲があることを示してから聞くようにしましょう。控えめな態度を意識して聞いてみるとよいでしょう。

できれば辞めた人数も聞く

体験入店で、数年以上働いているスタッフがいると安心です。しかし、辞めていくスタッフが多いお店だと、長年働いているスタッフからイジメや嫌がらせを受けている可能性があります。聞けそうな場合は、辞めた人数もあわせて聞いておきましょう。

短い期間で多くのスタッフが辞めている場合は注意が必要です。体験入店と違って、本格的に入店をするとお店を辞めにくくなります。体験入店では、できるだけ多くの情報集めを意識しましょう。

④店長の人柄

ニューハーフクラブの店長やママの人柄

ニューハーフクラブで売れるためには、お店やスタッフの協力が不可欠です。特にお店のトップとなる店長やママの力量は重要になります。店長と良好な関係を築くことができれば、フリー席を回してもらえる可能性も高くなり、指名を多くもらえるチャンスにつながります。

体験入店で働くときに、面接も含めて店長と顔を合わせる機会は多くあります。できれば、店長がどんな人柄で回りのスタッフやキャストにどう思われているかを観察しておきましょう。

お店の雰囲気は店長で決まる

いくつか体験入店に行くと、お店によって雰囲気が異なることに気付きます。お店の雰囲気はキャスト層や客層も関係しますが、それ以上に店長の人柄が与える影響が大きくなります。クラブはさまざまなお客さんを接客するのがお仕事なので、精神的な負担も無視できません。

雰囲気がよく、キャスト思いの店長がいるお店で働くだけで心にかかる負担はカバーできます。長く働き、成長していくためにも働きやすい雰囲気は重要です。

スタッフと店長の関係もチェックしよう

お店の雰囲気がよくても、他のスタッフと店長の間に壁が感じられるような場合は注意が必要です。クラブは、お店やスタッフ、キャストのチームワークで成り立っています。相互に信頼関係ができているお店は、将来性のあるお店です。

また、店長が頻繁に変わっているお店も安定性の面で不安が残ります。同じチェーン店でも、店長やママによってお店の雰囲気は大きく変わるということも覚えておきましょう。

⑤立地条件

ニューハーフクラブの立地条件

ニューハーフバーで稼ぐためには、客足が多いことも条件の一つです。どれだけ、高いサービスを提供しても、お客さんが来店しないことには売り上げが増えません。売り上げを増やすために、お店はさまざまな努力をしています。

体験入店で働く場合は、お店がどんなことに力を入れているのかも確認しましょう。また、お客さんの立場になって考えたときに、行きやすいお店かどうかも重要です。立地条件でチェックしておきたいポイントを紹介します。

交通の便利がいいお店

ニューハーフバーはお酒が入るので、帰りは公共機関を利用して自宅に帰るお客さんが多くいます。そのため、駅の近くにあるお店の方が通いやすく、お客さんも多い傾向にあります。また、自分自身も仕事が終わった後に公共機関を使う場合は交通の利便性を確認しておきましょう。

繁華街にあるお店

繁華街は多くの人でにぎわっているので、高い集客力があります。特に観光スポットが近くにある場合は、観光客も多くなるので稼ぎやすいお店です。ただし、その場だけのお客さんも多いので指名客やリピーター狙いならオフィス街から近い繁華街の方がよいでしょう。

平日と休日の差

体験入店をする場合は、平日と休日両方の体験をおすすめします。平日と休日では、客層や客数が異なり、お店による差も大きい特徴があります。掛け持ちで勤務する場合は、出勤できる曜日に合わせて体験入店することが大事です。立地条件、働く日、お店の雰囲気など総合的なバランスで考えましょう。

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