面接時の服装は女装か男性の服装か
就職活動の際、面接時に男性の格好もしくは女性の格好で面接に挑むかトランスジェンダーの方にとっては大きな悩みの一つなっています。
そのような場合、大きな選択肢は二つ。
一つ目は、「トランスジェンダーということを特に言及しないで、自分の姿だけで採用の可否を決めてもらおうというスタイル」。
二つ目は、「トランスジェンダーであることをカミングアウトする」。
どちらの選択肢かで物凄く悩まれると思いますが、
正解はありません。
周りの異性愛者同様、性別上の服装(男性の服装)で臨めば、周囲の反応を避けれますが、それで入社できたとしても、心と違う性別で働くことが、どんどん辛くなるかもしれません。
また女装して臨んだ場合、周囲の反応を受け止める勇気が必要ですが、パス度によっては本当に女性扱いをして貰えるかもしれません。
どちらの服装も正解とは言えず、人によって、一長一短なのです。
セクシャリティで悩むより先に決めること
セクシュアリティが自分の働き方を考える上での最重要軸になってしまう気持ちも分かりますが、先ずは自分は本来どんな仕事がしたいのか、どう生きていきたいのかをふまえたキャリアやライフプランを考えていきましょう。
自分のしたいことを前提に、そこからオープンリーに話すか、信頼できる人にだけカミングアウトするなど、理解者を増やしていく術は多種多様です。
企業が認めてくれることも大事ですし、
周りに本当に理解してくれる方が1人でもいることが、大きいと感じる場合もあります。
どの選択なら自分が生き生きと働けるのか、
セクシャリティで思い悩んだら、それよりも先に人生設計を一度想像してみましょう。
案外、自分のなかで無意識に理想としていた生き方が見えてくると思います。
まとめ
ライフプランを考えた上で女性として生きることがどうしても外せないなら、迷うことはありません。
女性として覚悟を持って面接にいきましょう。