面接を受けた後にお礼のメールを送ることはどの場合であっても有効に働き、この人は誠実な人だから何とかなるだろうという気持ちにさせ、採用に結び付くということがあります。
ニューハーフの求人に応募したケースでも同じであり、むしろそれをした方がニューハーフの人にとってもプラスに働くことが言えます。
その理由として、求人を出した側の心理が関係しています。
ニューハーフが来ることを最初から知っているか、それとも面接の段階で知ることになるかという違いにより、もし面接の最中にニューハーフであることを知ったのなら、心の中で動揺が走ります。
様々な不安な気持ちが去来し、本当に採用していいのかと悩んでいるところでお礼のメールが届いたとなれば、この人はちゃんとした人だし、常識もあって、とても気配りのできる人だという評価に傾きやすく、採用に結び付きます。
担当者が抱いた不安を打ち消す効果がお礼のメールには存在します。
では、どのようなお礼のメールを送ればいいかですが、面接の場をセッティングしてくれたということをアピールすることが大事です。
自分のために時間を割いてくれた、しかもニューハーフであることをその場で知り、紳士的な対応をしてくれたことに感謝してますというようなものを送れば、悪い気持ちにはなりません。
また、ニューハーフを前提とした求人であっても、自分のために時間を使ってくれたことはもちろんのこと、誠実な対応に感謝しますというようなものを送ればそれで十分です。
凝り固まったものというより、感謝の気持ちをどうしても伝えたいという姿勢が大事です。
気をつけなければならないのは、パーソナルな話題を書いてしまうことです。
昔こんなことがあって、トラウマになってしまいましたなどそれを見てどうすればいいのかと悩ませるようなものは逆効果となります。
あくまで感謝の気持ちを述べる、そして、時間を割いてくれたことに感謝するという姿勢が大事です。