水商売などでニューハーフの求人をする場合もあれば、それとは関係のない業種でニューハーフの求人を出す企業も存在します。
一方、期せずしてニューハーフの人が応募するケースなどもあり、その時における採用担当者の思惑は分かれる部分です。
最初からニューハーフの人とわかって採用し、その経験が豊富にある人であれば、普通の求人のように扱い、面接でのやり方などもわかります。
一方、ニューハーフでなくても問題のない業種において求人に応募があった場合には、様々なことを考え、担当者によっては悩むことも出てきます。
まずは従業員に知らせるべきかどうか、発覚した後にどのような応対をするべきかというものです。
採用したとしてもいずれはニューハーフであることは発覚することになります。
その際に押し隠すのか、それとも言うべきこととして言うのかは判断の分かれるところです。
一方、これらのことをリスクと考え、最初から採用しないでおくという発想をする採用担当者もいます。
ただ、その理由で採用しないとなると明らかにおかしなことになるため、能力的に至らない部分を探そうとし、それを原因としますが、ニューハーフの人はしっかりしている人が多いため、そうもできないことから悩むことになるのです。
どの業種でもニューハーフの人が求人に応募することは考えられます。
その際にしておきたいことは、あくまで能力で見ようとし、信条などではね付けることはしないようにするということです。
従業員側の反発を認めてしまえば、管理的にも面倒なことになるため、正当な理由でない限りは従業員側が反発したとしても認めないという強い姿勢も必要です。
こうした人たちを採用することは一時的なリスクを抱えることにはなっても、その多くはコミュニケーション能力に長け、男性女性双方の気持ちがわかっていることから重宝される存在になります。
そのあたりのことを踏まえたうえで採用担当者は求人を出しています。