性同一性障害やLGBTについての社会的認知度や理解は年々高まりを見せていますが、やはりニューハーフの人が職探しをする時には苦労がつきものです。

求人募集に応募しても昼間の正社員では採用されないケースも少なくありません。

そのためニューハーフの人が安定した職に就くためには比較的周囲の理解が得られやすい業界を選ぶことがおすすめです。

ファッション業界で活躍するニューハーフ

例えばファッション業界では、デザイナーやコーディネーターなど豊かな感性を必要とするためニューハーフの人が数多く活躍しています。

テレビや雑誌などで紹介されるオネエ系のファッション関係者も多いため、他の職種と比較すると性に関する理解が高いと言えます。

そのため手に職をつけたいニューハーフの人はアパレル関係の求人募集をチェックするのがおすすめです。

書類の提出や面接の時には自分がニューハーフであることを最初からオープンに話しておくことが大切です。

そして採用されるためには自分のファッションスキルを磨くことと、外見を美しく整えておくことが必要です。

何故ならアパレルショップに足を運ぶお客様はスタッフの着こなしを参考にしたり、ファッションについてアドバイスを受けたいと考えていることが多いからです。

そのため厳しい女性目線から見ても憧れの要素を感じ取れるようなファッションセンスを身に着けることで求人募集に採用されやすくなるのです。

実際に採用されてからはニューハーフだから女心が分からない、などと言われないように女性誌やファッション誌などで更なる研究を重ねましょう。

SNSなどで流行をチェックすることも欠かせません。

一生懸命仕事に打ち込む姿を見ていれば同僚やお客様から信頼され、愛されるアパレルスタッフになることはニューハーフでも十分に可能であるため、昼間の仕事を始めたいと考えている人は、アパレル関係の求人募集に目を通してみましょう。

女性スタッフ募集と求人案内に書かれていても、ダメ元で履歴書を送ってみる心意気が大切です。

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