ニューハーフの人は幼少期より自分の性について悩んだり、人間関係について苦労してきた経験を持っているため、感受性が豊かで人の気持ちに敏感であるケースが目立ちます。
そんな経験を生かせる仕事が心理カウンセラーです。
求人案内ではそれほど見かけることのない仕事ですが、自分と同じような立場で苦しむ人の手助けができるため、やりがいを感じながら働けるおすすめの仕事です。
心理カウンセラーになるためには特別な資格は必要ありません
心理カウンセラーになるためには特別な資格は必要ありません。
しかし相談する側からしてみれば全くの無資格だと専門知識を身に着けていないのではと不安に感じることが多いため、民間資格でも良いので通信教育やスクールに通って取得するのがおすすめです。
予備知識が全くゼロでもやる気をもって勉強に励めば資格取得は難しくありません。
民間資格の場合は受験資格は定められていないことがほとんどであるため、高卒や中卒のニューハーフの人でも受験できるのがうれしい点です。
求人募集を見ていて心理カウンセラーとよく似ている臨床心理士の募集をしていることがありますが、この臨床心理士に関しては大学を卒業していたり、臨床経験があるなど、受験資格の段階で厳しいチェックが入るため、取得への道のりはかなり困難となることが予想されます。
心理カウンセラーや臨床心理士は心療内科などのクリニックに勤務するだけでなく、学校や企業などに在籍して大勢の相談に乗るなど、いろいろな場所で活躍が期待されている仕事であるため、ニューハーフの場合でも需要は見込めるでしょう。
ニューハーフに生まれた自分の経験を最大限生かし、悩める人たちの手助けができるという心理カウンセラーは大変魅力的な仕事です。
求人募集を見てやる気を感じた人はまず資格取得のために努力を重ねましょう。
そして実務経験を数多く積むことでスキルアップを図り、安定した収入を得ることも可能となります。
ニューハーフだからと言って求人を断られ続けている人にぜひ挑戦してほしい仕事の一つです。