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メイクはかわいい女の子になるための必需品。でも、どれだけいいコスメを集めても正しく使わないと意味がありません。女性が使っているコスメは種類がとにかく多いので、一つ一つの化粧品の使い方をマスターしていくことから始めましょう。
どんなメイクがしたいかによっても、選ぶ化粧品は異なってきます。化粧品を選ぶ前に、自分がなりたい女性のイメージを膨らませていきましょう。最初のうちは化粧することに抵抗があるかもしれませんが、化粧で自分がこれだけ変われることが分かったら自信につながってきます。
コスメ大好き♪美容大好き♪MtFのみぃやんです。メイクは奥が深いので、やり始めると楽しくなってきます。単なる美容アイテムとしてだけじゃなく、楽しみながら化粧の知識を増やしていきましょう。
最初にこれだけは揃えたいメイク用品
・化粧下地
・ファンデーション
・チーク
・リップ
・アイメイク道具(アイブロウ・ビューラー・アイシャドウ・アイライナー・マスカラ等)
・アイブロウコートがあると便利です。※100円均一で購入可
・リップ
・綿棒、ティッシュ
・メイク落とし
メイク道具を最初から一式揃えようとすると、どうしても費用がかかっちゃうので最低限揃えるべきものを用意して馴れてきたら徐々にメイク道具を増やしていきましょう。
メイク用品の購入場所について
100円均一でメイク道具はだいたい揃います!
初心者がメイク道具を購入するときにおすすめなのが100円均一です。チークやマスカラ、つけまつげなど、さまざまなメイクアイテムが100円で販売されています。バリエーションも豊富にあるので、いろいろ試して自分に合っているタイプや色などを探していくとよいでしょう。ただし敏感・乾燥肌の方は肌につけるものなどは肌トラブルを引き起こす可能性もあるのでピリピリした感があった場合は直ぐに使用をやめましょう。100円均一で使いやすいものは、「つけまつ毛、アイブロウライナー、リップ、グロス」などが使いやすく、逆に肌につける「化粧下地、コンシーラー、チーク」などはドラッグストアーの方がオススメです。使えなかったら100円なのですぐに買い換えられるのも利点です。
100均一で揃わない、肌に合わなかった場合はドラッグストアやコスメストアで買い揃える。
100円均一で揃わない、肌に合わない、気に入らない場合は、ドラッグストアやコスメストアで買い揃えましょう。ドラッグストアは比較的安価で質のいいメイク用品が販売されているので、安心して買うことができます。薬剤師もいるので、肌トラブルを抱えている人は化粧品に含まれている成分が肌に適しているかどうかを医学的な観点から相談することも可能です。またコスメストアであればメイクの専門家がいるので、自分にあったメイク用品を紹介してくれます。
メイクに慣れてきたらデパコスで
メイクにだんだんと慣れてきたらデパートコスメも試してみましょう。デパコスは値段が高く敷居が高く感じられるかもしれませんが、店頭にアドバイザーの方が常に常駐していて色々なコスメを試してみることができます。特にファンデーション・アイライナー・リップはデパコスの方が発色がよく崩れにくくカバー力もあります。パッケージも洗練されたものが多いので自分のお気に入りの一品を探すのも楽しいですよ♪
メイク初心者さんは先ず道具に使うことに慣れましょう。絵を描くのと同様に幾ら道具がよくても練習しなければメイクは上達しません。メイクが苦手な人は動画を参考にしたり、デパートやドラッグストア等の化粧品カウンターの美容部員さんに聞いてみましょう。色々アドバイスしてくれます♪
ネットで購入する場合
女装初心者さんがメイクを購入する場合、店舗だと抵抗がある人も少なくありません。どうしても自分で買えない場合はネットで購入するのもよいでしょう。
noin(ノイン)
noin(ノイン)
【無料】コスメがお得に見つかる通販アプリ
自分のお気に入りコスメがあるって方やコスメ好きにはおすすめのアプリです。コスメやスキンケアなどの商品が定価よりも安く購入できます。「おすすめ順・価格・評価が高い」の順番にそれぞれ並べてくれるので見やすいです。送料がサイトごとに異なる場合があるので、そこだけしっかり確認して購入しましょう。
コスメランド
出典:公式サイトより
コスメ専用のネットショップで、取扱いブランドも数多くあります。高品質なメイクアイテムをリーズナブルな金額で販売しているお店です。肌や髪の悩みから、適したスキンケア商品を選択できる機能もついており、初心者でも安心して利用することができます。免税店なみの価格、14000を超えるアイテムの中から自分にあったものを選びましょう。
髪の色や自分の肌色に合わせたり、肌質に合ったものを探す必要があるので、店舗購入に抵抗がない方は、ネットで買うのではなく店頭で購入することをオススメします。お気に入りのものや自分の中の定番コスメが固まってきたらネットやアプリで購入するのもよいでしょう。日々楽しみながらメイクの練習するのが上達のコツですよ♪
化粧下地
出典:(C)LANCOME
メイクを維持するために必要なアイテム。ファンデーションを塗る前に必ず塗りましょう。
化粧下地
化粧下地は化粧を使う前に使う化粧品です。クリームや液状、ジェル状など、さまざまなタイプがあってバリエーションも豊富です。化粧下地は、ファンデーションやアイシャドーなどの化粧アイテムの付きや伸びをサポートする役割やこれらの化粧品が肌に直接触れないようにするためのバリア機能もあります。化粧下地の選び方で化粧の仕上がりも変わってくるので化粧下地の選び方を間違えないようにしなければなりません。
自分の肌質にあった化粧下地選びが大切です
化粧下地は肌に応じたものを選ばないと効果が発揮されません。たとえば、頬が人に比べて赤っぽい人なら薄緑かかった化粧下地を選ぶと頬の赤身を抑えることができたり、くすみやすい肌質ならピンクかかった化粧下地を選ぶと肌の血色が改善したりします。
また、日焼けして肌が黒い人や地黒の人はベージュ系の化粧下地がおすすめです。日焼けした肌への浸透率が高いので健康的な肌色になります。もちろんファンデーションでベージュを選べば良いのですが、化粧下地とファンデーションの色は近いほど違和感が薄れます。
化粧下地を無料で試してみる
ドラッグストアーやデパートのコスメカウンターでは化粧下地が手軽に試せるようにブランドコスメのテスターが置いてあります。ウェットティッシュも完備しているので、その場で使って試すことができます。他にも百貨店の化粧品売り場で美容部員の方に相談しながら自分にあった化粧下地を選ぶこともできます。見た目が男性でも、百貨店にはいろんなお客さんが来るので事情を説明すれば大丈夫です。
メイク前に顔の産毛を処理してスキンケアで肌を整えるとより化粧ノリがよくなりますよ。
コンシーラー ※最初は無くてもOK
出典:(C)Bareminerals
顔のくすみやニキビ跡、クマ、青髭、傷跡などの目立つ部分をカバーしてくれるメイク用品です。コンシーラーは多用しすぎると肌への負担も大きいので日頃からスキンケアを怠らず美肌を目指しましょう。
おすすめのコンシーラーは、「ベアプロ フル カバレッジ コンシーラー」。スティックタイプで使いやすくて伸びがいいのがで本当にお気に入りです。
ファンデーション
出典:(C)Bareminerals
毛穴や小じわ、肌の細かい凹凸を隠してきめ細かい肌を見せるアイテム。メイクの基礎となるアイテムです。
ファンデーションは、使い慣れてないうちはついつい塗り過ぎてしまうものです。特に毛穴が広がっていると毛穴を隠すためにファンデーションを塗りたくって厚化粧になってしまいがちです。今はナチュラルな化粧が主流なのでベストなファンデーション選びを心がけましょう。
パウダーファンデーションを使うときは、必ず事前に色味を確認しておくようにしましょう。ファンデーションの色選びのコツは、手につけて比べるのではなく、頬につけて首の色と比較することです。頬につける場所としては、目尻から垂直に降ろした延長線、口角から水平に伸ばした延長線、フェースラインに近い部分です。つけたら、少し遠めに見てから色味が肌に馴染んでいるものを選ぶと白浮きすることもありません。首との境界もなくなるため、自然な仕上がりになります。
頬と首の肌色の違いが大きくなるほど、化粧をしている感じが明白になってしまいます。また、パウダーファンデーションを使用するときにパフでファンデを取り直すのは2回程度で十分です。これ以上塗ってしまうと厚塗りした感が出てくるので、一つの目安として覚えておいてください。顔の隅々までファンデーションを塗り込む必要はなく、フェイスラインまで塗ってしまうのは厚塗り感が顕著になるからやめましょう。
ファンデーションは気になる部分にだけ塗りましょう。特に顔のキワのフェイスラインに塗りすぎると顔と首の色に境目出来るので気をつけましょう。
フェイスパウダー ※出来たら欲しいけど無くてもOK
出典:(C)MiMC
ファンデーションを自然な感じに馴染ませるためのアイテムです。ファンデーションの違和感を無くしてくれます。
ファンデーションで滑らかになっている肌にフェイスパウダーを付けると、ファンデーションのナチュラル感をアップさせることができます。フェイスパウダーはファンデーションをした後に使用する粉のことで、ふわっとしたパフや専用ブラシを使って撫でるような感じで顔に乗せていきます。サラッとした素肌の印象が出て、メイクの持ちもよくなります。
・フェイスパウダーの種類
【1】ルースパウダー
粉状のフェイスパウダーで粉白粉と呼ばれるものです。サラサラしているので、顔に使用するとふんわりした印象を与え、表面を滑らかにすることができます。パウダーのケースが大きめなので、化粧ポーチに入れて持ち運んだりするのにはやや不向きです。
【2】ブレストパウダー
固形のフェイスパウダーです。薄くて丸いケースに収納されているので持ち運びしやすいメリットがあります。専用のスポンジやパフを使い、仕上がりはルースパウダーと違ってきりっとした感じです。
初心者におすすめのフェイスパウダーカラーはピンク
フェイスパウダーのピンクは顔色を明るく見せます。くすみをカバーし、明るい印象に仕上げることができます。青ヒゲも目立ちにくいことや顔色の悪さや肌の黒さもカバーすることができます。フェイスパウダーをファンデーションの上に付けると、パフにファンデーションがついて汚れます。こまめに洗ってパフやブラシを清潔にしておきましょう。
メイクを崩れにくくさせたい時には、フェイスパウダー ⇒ パウダーファンデーション ⇒ フェイスパウダーの順に塗るとメイク崩れしにくくなりますよ♪
チーク
出典:(C)JILLSTUART
ほっぺに色味を与えるアイテム。顔にメリハリが出ることや健康的な自然は肌に近づけるために必要となります。ファンデーションのみにすると血色がなくお人形のようになってしまうのでチークで顔に華やかさを入れてあげましょう。
チークの種類は4種類
【1】パウダータイプ
肌を自然に見せるために使います。さらっとした感触が特徴で、メイク初心者が使いやすいチークです。パウダータイプのデメリットは粉っぽくなってしまう点と落ちやすいのがデメリットです。
【2】リキッドタイプ
伸びがよく、さらっとした感触や透明感、ツヤがでるチークです。少量ずつ乗せて使うのがコツで、大量に乗せてしまうと真っ赤になってしまうので気を付けましょう。
【3】クリームタイプ
パウダータイプと真逆の性質で、粉っぽさがなく肌ツヤがはっきりします。素肌感もいい感じに出てきます。青ヒゲをチークで隠した場合はこのタイプを選ぶとよいでしょう。こちらもリキッドタイプと同様に塗りすぎには気を付けましょう。
【4】ムースタイプ
クリームタイプとリキッドタイプの中間的なチークです。肌ツヤが出やすく、透明感もあります。量の調整や塗りムラもあるため、初心者よりは中級者向きのチークです。
青ヒゲをチークで消すテクニック
化粧下地塗ったあと青ヒゲにオレンジベースのチークを塗ります。その上からもう一度ファンデーションを塗って周りの肌色と馴染ませれば完成です。青ヒゲはどのタイプのチークでもオレンジベースのチークを使うといいです。チークを塗った後は固めのコンシーラーで肌をトントン叩くと、よりチークも肌に浸透して青ヒゲも目立たなくなりますよ。
青ヒゲをチークで隠す場合はクリームタイプがオススメです。気になる場合はリップの色味をベージュ系にしたり、鼻下だけファンデーションを1~2トーン暗めにするとより目立ちにくくなります。
メイク落とし
出典:(C)ROSETTE
メイクを落とすためのアイテム。正しくメイクを落とさないと肌に負担をかけてしまいます。洗顔と同じく美肌を目指すならメイク落としにも気を使いましょう。
・クレンジングの種類
メイクを落としは自分の肌に適したものを選んでいましょう。
【1】ミルクタイプ
敏感肌や乾燥肌など肌トラブルに悩む人でも安心して使えるタイプ。初心者でも使えるタイプですが、クレンジング力はそこまで強くないのでゴリゴリにメイクする方には不向きです。
【2】クリームタイプ
クレンジング力が強く、しっかりメイクを落とせるタイプ。保湿力に優れているので、クレンジングした後の乾燥やツッパリが気になりません。ただし、脂性肌だとべたつきが気になってしまいます。
【3】オイルタイプ
クレンジング力が一番強いタイプ。ウォータープルーフタイプのメイクもしっかり落とすことができるので、濃い化粧をする人にはおすすめのクレンジングになります。洗浄力が強いので肌にかかる負担が大きいデメリットがあります。
最近の傾向としてウォータープルーフタイプを使うことが多いので、オイルタイプと肌に優しいミルクタイプを揃えておくと大体のメイクは落とすことができます。
美肌を目指すならメイク落としと洗顔にも注目しましょう。特に敏感肌の方は特にオイルベースのものを避けて顔全体はミルクタイプ+アイリムーバーを合わせて使うことをオススメします。
リップ
出典:(C)YSL
リップは女性らしさを演出するアイテムとして欠かせないものです。メイク初心者がリップ選びで気をつけることは、自分の好みのカラーだけを選ぶのではなく、コーディネートやお出かけする場所、自分の年齢や肌質に合わせたリップ選びも大切です。
リップにはスティックタイプだけでなく、スティックを塗る前に使用する下地タイプやスティックを塗った後にアレンジを入れるグロスなどもあります。リップを塗るだけでも問題ありませんが、リップ下地やリップコートを使っておいた方がリップは落ちにくくなります。
また、リップを使うときは唇の状態を整えるリップブラシの使用がおすすめ!これを使っておくと、リップの持ちがよくなることや崩れを防ぐことができます。リップブラシを使うときは、口紅をそのまま使うのではなく、リップブラシを唇の上で前後に動かして口紅を含ませていくのがポイントです。
リップは濃いほど女性らしいと思うかもしれませんが、最初のうちは薄いリップにしましょう。リップが濃くなると、それだけ不自然さが目立ちます。赤のリップは女性らしいカラーですが、青ヒゲが浮き立って見えやすくなります。赤色よりもピンク~ベージュ系の色にしておいた方がナチュラルです。
リップをした後、グロスを使うことでツヤを出すことや女性らしい分厚い唇を演出することができます。また、青ヒゲをカモフラージュすることもできるので、薄いリップにグロスを重ねて使うとよいでしょう。
リップは慣れるまでに意外と時間がかかり、唇の周りにはみ出ることもあります。慣れないうちはリップライナーで唇を縁取りしてからリップを重ねましょう。
アイメイク道具(アイブロウ、ビューラー、アイシャドウ、アイライナー、マスカラ等)
アイメイクをするために必要となるアイテムたちです。眉毛を描くための『アイブロウ』。まつげに変化をつける『ビューラー』、目を大きく見せるための『アイシャドウ』、目の形を浮き上がらせるための『アイライナー』、まつ毛のボリュームアップをさせる『マスカラ』、まつげのボリュームをアップさせる『つけまつげ』などがあります。
マスカラ
出典:(C)JILLSTUART
※汗や皮脂で滲んでしまうこともあるのでシーンによってはウォータープルーフのものを選びましょう。
アイメイクの仕上げとなるのがマスカラ。ビューラーでカールさせたまつ毛にマスカラを塗り、まつ毛のボリュームアップ感を演出します。まつ毛が長く太く見えるので、目全体も大きく見えるわけです。
マスカラにはまつ毛を長く見せるためのロングタイプやボリュームアップできるタイプがあります。
マスカラを塗るときに必要な道具は、
①ティッシュ②まつ毛をとかすブラシ③マスカラの三点です。
流れとしては最初にビューラーを使ってカールさせたまつ毛をスクリューブラシでとのりえかしていきます。カールさせた毛が逆にならないよう、上向きに軽くとかしていきましょう。次にマスカラを塗っていきます。マスカラを取り出した時点でマスカラが多くついていることもあるのでティッシュを使って余分なマスカラはふき取っておきましょう。そのまま塗ってしまうとはみ出してしまうので気を付けてください。
マスカラを塗るコツは、まつ毛の根元にマスカラを入れて、左右に軽く揺らしながら上に持ち上げていくとまつ毛に浸透しやすいです。上まつ毛の目頭や目尻は塗り損じが多い部分なので、しっかり塗っておきましょう。また、肌にもマスカラがつきやすくなっているのでブラシを縦にして先端部分を使って塗ると細かい部分も塗りやすくなります。慣れてきたらマスカラを二重塗りしてボリュームを出していきましょう。
マスカラを塗って切れ長系の目を作る
マスカラを塗るときに、目尻にアクセントをつけることで切れ長系の目を作ることができます。塗り方のコツとしては、中央や目頭の部分は通常通りに塗って、目尻だけ二度塗りすることです。ブラシを斜め方向に抜くと、毛の流れが外向きになるので、さらに切れ長系の目になります。
マスカラ時短でナチュラル系の目を作る
マスカラを塗った感が出ないようにしたい場合や、サッとマスカラを塗ってアイメイクしたいときにおすすめの塗り方は、上まつげを一度塗りすることです。ブラシは根元に当てて毛先に向かってブラシを抜く感じにするとナチュラル感がアップします。中心、目頭、目尻は三回に分けて塗るようにしましょう。
マスカラを塗ってかわいい目を作る
吊り上り目や目が怖いと言われる人におすすめで、チャーミングな目を作ることができる方法になります。塗り方のコツは下まつげにマスカラをたっぷり塗ることです。下まつげの毛の数は上まつげに比べると少ないことや細く短い特徴もあるので、ブラシは縦に持って1本1本丁寧に塗っていくのがポイントです。
【参考動画】初心者さんでも失敗しない!マスカラの綺麗な塗り方
アイライナー
出典:(C)LANCOME
※アイライナーは特に水や汗で滲んでしまうこともあるのでシーンによってウォータープルーフものを選びましょう。
※アイライナー初心者はペンシルタイプ、中級者はジェルタイプ、上級者はリキッドタイプを使いましょう。
ウォータープルーフのものを選ぶ
アイライナーは汗や水が出ると滲んでしまいます。特に汗をかきやすい時期や涙が出やすい・皮脂が多い体質の人は、ウォータープルーフタイプを選びましょう。
初心者はペンシルタイプ
アイライナーの初心者はペンシルタイプがおすすめです。ペンシルタイプなら、薄く少しずつアイラインが引けて、失敗したとしてもチップや綿棒でぼかすと肌に馴染ませることができます。失敗してもチップで誤魔化すことができるので、修正しやすいのも初心者向きの理由です。
中級者はジェルタイプ
ジェルタイプは、はっきりした太めのラインを引くことができる中級者向きのアイライナー!マーカーを使っている感覚でラインを引けるのが特徴で、特に一重まぶたの人に重宝するアイテム。他のアイライナーと組み合わることで、目力をアップさせることもできます。
上級者はリキッドタイプ
ジェルタイプに慣れてきたらリキッドタイプがおすすめです。リキッドタイプには筆先がしっかりしているフェルトタイプや筆先が繊細な種類があるから、引きたいラインに沿って選ぶことができます。テクニックが必要になるので、上級者向きです。慣れてくるとリキッドの方が使いやすくなっていきます。
《アイラインを滲ませないコツ》
皮脂が多い方や夏場は汗や皮脂によってせっかく引いたアイラインが滲んで下まぶたが黒くなってパンダ目になってしまうことも少なくありません。乳液やクリーム、リキッドファンデなどが付着している場合も、汗や皮脂と交じってメイクがにじむ原因です。アイラインを引く前には、綿棒やティッシュなどを使って目の周りについている油分をしっかり取っておきましょう。
また、フェイスパウダーをつけるのもアイラインの滲み防止として有効です。フェイスパウダーがアイライナーのコーティングとしての役割を果たし、汗とアイライナーの混ざりを抑制します。フェイスパウダーをつけるときは、ブラシを使って丁寧にしっかり目の際までつけておきましょう。隙間があるとアイライナーが滲んでしまう原因になるので注意が必要です。アイシャドウの後にアイライナーを引いて、その上に最も濃い色であるアイシャドウを重ね塗りするというのもパンダ目になりづらくなりますよ。
どうしてもアイラインが滲んでしまう方は「フィオリ / アイライナーガード」を使えばかなり落ちづらくなりますよ♪
【参考動画】ペンシルアイライナーの引き方
【参考動画】ペンシル×リキッド合わせ技で引く方法
ビューラー
出典:(C)資生堂
アイメイクをする上で欠かせないのがピューラーです。ビューラーを選ぶポイントは自分の目の形にあったものを選ぶことです。ピューラーを使うことで目力をアップしてかわいらしさも増します。ピューラーの正しい使い方を覚えましょう。
《ビューラーの使い方》
失敗しないビューラーテクニック
最初に顎を引き、根元のまつげをビューラーで強めに挟みます。そして顎を少し下げ、その状態を5秒ほどキープさせましょう。これだけでまつげを自然にくるんとさせることができます。上手くできない場合は、顎を引いているときにまぶたが強く引っ張られていることが原因です。まぶたが引っ張られない位置に調整して行いましょう。
また、ビューラーの挟むところを顔と水平になるようにキープして持ち、手首を下げると上手くいきます。まつげの根元を挟んでまつげにクセ付けしたら、手首を返して角度をつけながらまつげの先端まで挟んでいきましょう。段階的にゆっくり行うのがコツです。
初心者が間違えやすいポイント
ビューラーを使用するときに、まつげを小刻みに挟んで上に引っ張っていくのはNGです。まつげにクセがつかないばかりか、まつげを傷めてしまう原因にもなります。ビューラーを親指と中指で持って、人差し指で固定すると扱いやすいですよ。
また、まつげの上げる順番は先端→中間→根元ではなく、根元→中間→先端にした方がキレイに仕上がります。一気に上げるのではなく、段階的に少しずつ上げていくのがポイントです。
アイシャドウ
出典:(C)excel
目元を変えるだけで、印象をガラリと変えることがアイシャドウ。
まずは基本を知ってなりたい目元・なりたい印象の目元を演出しましょう。
アイシャドウは主にハイライトカラー、ミディアムカラー、メインカラーの3~4色で構成されています。一番使用するハイライトカラーはなくなりやすいので同系色のハイライトカラーだけ別に購入しておくのもよいでしょう。
肌質にもよりますがアイシャドウ初心者にオススメなのが肌なじみの良い、ベージュやブラウンなどの暖色系がオススメです。使い勝手がよくナチュラルに仕上がるのでどれを買ったらよいか分からない場合は先ずベージュ系を試してみましょう。
【参考動画】初心者も大丈夫!アイシャドウメイクのやり方教科書♡
ブラシ(アイシャドウブラシ&パウダーブラシ)※最初は無くてもOK
メイクブラシは、ファンデーションを塗るときに使うアイテムです。ブラシがなくてもメイクすることはできるけど、キレイに仕上げていくなら断然ブラシがあった方がいいですよ。また、アイシャドウを塗るときに使うアイシャドウブラシの使用もおすすめです。
メイクブラシ
メイクブラシを使うことで、手やスポンジよりもキレイなツヤが出ます。リキッドファンデーションでもパウダーファンデーションでも肌に浸透し、冬の乾燥にも効果あります。また、チークやハイライトをつけるときは同じメイクブラシじゃなく、ハイライターブラシとチークブラシをそれぞれ用意して使うことをおすすめします。メイクブラシは中級者向けの平筆や初心者でも使いやすいファンデーションブラシ、パウダー用のブラシ、毛穴をカバーするカブキブラシなどがあります。
アイシャドウブラシ
アイシャドウをのせて目元を作っていくにはアイシャドウブラシが必要。アイシャドウブラシは塗る、混ぜることが得意なアイテムで、ベースカラーを均一に乗せることや重ね塗りしてグラデーションを作るのにも向いてます。ブラシはラージサイズのシャドウブラシが初心者にもおすすめで、慣れてきたら毛先の細いタイプを使っていきましょう。
アイブロウ(ペンシルとデザイニングアイブロウあると便利です)
出典:(C)IPSA
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは形状が鉛筆のものや繰り出し式になっているタイプです。スクリューブラシというブラシが反対側についていて、このブラシは眉毛の流れを整えるために使う櫛になります。アイブロウペンシルを使う場合のカラーは茶色やこげ茶色などがおすすめ。眉毛と同じ黒を使う人もいますが前髪より1トーン明るい色の方がふんわりと自然な感じに仕上げることができます。
デザイニングアイブロウ
眉頭から眉尻までさまざまな濃淡のカラーがセットになっているパレット型のアイブロウです。ほとんどのものが一つになっているため、一つのパレットだけでアイブロウができる優れもの!ナチュラルなふわ眉や骨格メイクなどもこれ一つで行うことができます。デザイニングアイブロウは上手にできるようになるまで時間がかかるので、少しずつ練習して慣れることをおすすめします。
アイブロウコート ※※最初は無くてもOK
夏場はベースメイクが崩れやすいです。特にアイメイクは汗で滲みやすい特徴があります。アイメイクの滲みを軽減し、ベースメイクの崩れを抑えるために有効なアイテムがアイブロウコートです。
アイブロウコートの選び方
アイブロウコートをベースメイクの崩れ防止に使用するなら、速乾性があるタイプがおすすめ。速乾性がないタイプだと、乾かないうちに触ってしまうとメイクが崩れてやり直しになってしまうことも。アイブロウペンシルやパウダーのタイプによっては、アイブロウコートが乾くまでに馴染んでしまう場合もあるため速乾性の方が安心です。
アイブロウコートの使い方
アイブロウコートは眉を描いたあとに、毛の流れに沿う形で塗っていきます。刷毛をべたっと押し付けないようにするのがコツで、サッと塗っていきましょう。眉を描くような感じで少しずつ塗っていくと失敗も少ないです。重ね塗りや厚塗りはしないように気をつけましょう。量が多すぎてしまうと眉にテカリが出て仕上がりが不自然。乾く前に触らないようにすることも忘れないようにしましょう。100円均一でも購入することが可能なのでチェックしてみましょう。
眉マスカラ ※最初は無くてもOK
①余分なマスカラ液をふき取る
眉マスカラをそのまま使うと、塗り過ぎてしまうことがあります。塗り過ぎてしまったら、元に戻すのが大変です。なので、あらかじめ余分な眉マスカラはティッシュでふき取っておくことをおすすめします。
②塗り方のコツ
眉マスカラを塗るとき、最初は必ず毛が生えている方向に逆らって塗るようにしましょう。毛の生えている方向に塗ってしまうと、毛が肌にぺちゃっとなってしまって塗りムラができてしまいます。毛に逆らって塗る方が、毛の根から毛の先までしっかり塗ることができます。逆方向からキレイに塗れたら、最後は毛の生えている方向に沿って塗れていない部分も塗っておきましょう。眉毛が少ないときは、最初に眉ブラシを使って眉の流れを整えておくとやりやすいです。
いつの間にか眉毛がない!って方にホントおすすめです。眉マスカラを使う場合はアイブロウ ⇒ アイブロウコート ⇒ 眉マスカラの順番がいいですよ。
つけまつげ ※無くてもOK
出典:(C)ANNEX JAPAN
目は人に与える印象で特に大きい部位です。そんな目を強調するアイテムがつけまつげです。目元を強調するだけではなく、目を大きく見せることでかわいらしさをアップさせます。つけまつげは細かい作業が必要なので慣れるまでは上手につけられませんがメイクに馴れてきたらチャレンジするのもいいでしょう。
自分用に整える
つけまつげは100円均一やドラッグストアなどで買うことができます。自分の目の大きさにあったものが手に入るとは限りません!そのため、つけまつげを買ったら自分の目のラインに合わせて長すぎる場合はカットしておきましょう。
つけまつげに必要なアイテム
つけまつげをつけるときは、接着用ノリ、鏡、ハサミ、ピンセットなどのアイテムが必要です。ノリはつけまつげに付いているものを使って問題ありません。(※ついていない場合もあります)ピンセットはつけまつげを動かすのに使用し、ハサミはつけまつげの長さを整えるために使います。慣れてくると手でできるようになるのでピンセットも不必要になります。
つけまつげで失敗しないために
つけまつげでありがちな失敗としてノリを付け過ぎることがあります。ノリが多すぎてしまうと乾くまでに時間がかかってまつ毛に接着することなく落ちてしまいます。また、ノリが少なくても一部が外れた状態になって不自然です。特につけまつげの両端部分はとれやすいので両端部分だけ気持ち多めにノリをつけておきましょう。
《つけまつげのつけ方》
つけまつげは目力をアップする効果や目を大きく見せる効果があるアイテムです。アイメイクの仕上げに欠かせないもので、100円均一にも売っていてコストもあまりかかりません。つけまつげの付け方で印象はかなり変わってくるので、正しくつけまつげをつけていきましょう。
つけまつげをつける前の準備
先ずは自分の目の幅にあうようにつけまつげの長さをハサミでカットして整えます。アイライナーを引いた後、ビューラーやマスカラを塗る前につけまつげをつけるとつけやすいです。
つけまつげをつける手順
つけまつげをつけるときは、右目に右手、左目に左手が基本です。利き手と逆の方からつけはじめのがコツで、これは苦手な方からつけた方が後から利き手でつけまつげをつけたときに位置や角度が揃いやすいからです。
仕上げ
つけまつげノリが乾いたら、自分のまつげとつけまつげを両方はさみこんでビューラーでカールさせます。その後、マスカラで自分のまつ毛とつけまつげにマスカラを付けるとナチュラルに馴染みやすいです。
最初は100円均一のもので練習して、自然につけられるようになったらドラッグストアーのものに切り替えて自分にあったものを探しましょう。
【参考動画】違和感ゼロ。値段は関係ありません!目のサイズが変わる付けまつ毛テク
ベビー用綿棒、ティッシュ
メイクに必ずあった方が便利なのが綿棒です。また、消耗品として必需になるのがティッシュも用意しておきましょう。
アイラインを失敗した時や、ぼかす時に
ペンシルでアイラインはひいたままではなく、ぼかすのもよいでしょう。そこでアイラインのブラシの代用として使用できるのが綿棒です。通常の綿棒を使ってぼかすこともできますが、細い部分をぼかしていくので、ベビー用綿棒がおすすめです。またアイラインが失敗した時やはみ出した時にも使えます。
マスカラやリップラインの調整
ベビー用綿棒は、まぶたについてしまったマスカラをふき取るのにも便利です。ティッシュを使ってふき取ることもできますが、ティッシュだと細かい部分がキレイにふき取りません。綿棒を使った方が細かいところまでふき取ることができます。
リップを塗るとき、唇からリップがはみ出してしまった場合に修正するアイテムとしてもベビー用綿棒が重宝します。大幅にはみ出ている部分はティッシュでふき取り、ティッシュで対応できない部分を綿棒でふき取ることもできます。
メイクを直すとき
メイクを直すときに、綿棒に乳液をつけることでメイク直しが可能です。優しくふき取るだけで十分です。アイシャドウをやり直さなくても、汚れをキレイにするだけで顔の印象が一気に明るくなります。大きな範囲はティッシュ、小さな範囲はベビー用綿棒で使い分けましょう。
メイク崩れ防止スプレーなども◎
スプレーでメイクをキープ
夏場メイク崩れを防止するおすすめアイテムがメイク崩れ防止スプレーです。名前の通り、メイクが崩れるのを防いでくれます。皮膚のテカリが気になる、夕方になるベースが崩れる、汗でメイクが崩れるなど、1日生活しているとメイク崩れはいろんなシーンで起こるものです。メイク崩れが気になって直したくても、忙しい中だと大変です。
メイク崩れ防止スプレーはメイクの仕上げに吹きかけるだけでメイク崩れを防ぐことができる優れものです。メイクを直す時間がない場合や旅行中に使用するアイテムとしてもオススメです。
メイク崩れ防止スプレーの正しい使い方
メイク崩れ防止スプレーは目をつぶって顔から20cm~30cmほど離して使用するようにしましょう。少し上からスプレーをかけると顔中にまんべんなくミストを吹きかけることができます。また、ミストなので蒸発するときに肌の水分も一緒に蒸発させてしまいます。肌質によっては乾燥肌になることもあるので注意しなければなりません。乾燥肌防止のためにもスプレーを使用した場合は保湿するようにしましょう。メイク崩れ防止スプレーの中には保湿成分が多く含まれている商品もあるので、これを使えば肌の乾燥化を防ぐこともできます。
メイク崩れ防止スプレーはドラッグストア、コスメストアなどで買うことができます。効果の高さはもちろんですが、保湿成分が含まれていることや信頼できるお店から買うことも意識しましょう。
コスメやメイクの仕方は多種多様で最初は戸惑いもあるかも知れませんが雑誌や本・動画を参考にして練習を繰り返してみましょう。やっていくうちに自分にあったコスメとの出会いやメイクの仕方が出来てきてどんどん楽しくなっていきますよ♪その中でも一番手っ取り早くメイク技術を上達させる方法はプロに習うことです。独学でもある程度は上達するのですが本当にこれにつきます!やはり経験値があって参考になることが多いのでメイクに慣れて来たら美容部員さんプロのメイクアップアーティストにアドバイスをいただきましょう!