ニューハーフが自分らしく働くということ

ニューハーフ、求人というと、どうしても昼間働ける一般の企業やお店というのは余り仕事がないので、夜働くバーやパブと言った仕事になってしまいます。

徐々に認知度が高まっている性同一性障害であれば、医学的にも認められた疾患ということで、受け入れてくれる企業やお店もありますが、ニューハーフは性同一性障害と全く同じではないので、扱いが難しいのです。

男性にも関わらず、女性の格好をするニューハーフは、性同一性障害のように自分の性に違和感をもっているから、そのようになっているとは限らず、自分が男性であると思っていても女性の格好をしている人も含んでいるからです。

ですから、一般の企業やお店でニューハーフが働きたいということであれば、男性らしい格好をして働く事が多い現実があります。

自分の好きな格好で仕事ができない事は大きなストレスとなる。

しかし、それが自分らしいかというと、その逆で自分の好きな格好ができないので、抑圧されている状態といえます。

ならば、ニューハーフがニューハーフとして働くことが出来る方法はないのかというと、誰かに雇われるのではなく、自分で会社を立ち上げたりお店を開けば、ニューハーフのままで働くことが可能です。

事実、マスコミに注目されているニューハーフだけで立ち上げたIT企業というのもあります。

もちろん、どのような業種の会社やお店を立ち上げるにしろ、それで利益を得られるという保証はありません。

偏見を乗り切って顧客を得るのは、それはそれで難しいことです。

しかし、自営業であれば他人を頼ることは出来ませんから、自分の力で少しずつ信頼を得ていくしかありません。

ニューハーフが大切な能力は”話術”である。

そこで大切になるのは話術です。

人と話すのが苦手だとしても、営業をしなければいけません。

どうしても駄目だというのであれば、同じニューハーフ同士で会社をつくって、話が得意な人が営業をするというやり方もあります。

そういった昼間の仕事にこだわらないというのであれば、働き口の多い夜の店のニューハーフ、求人に応募しておきましょう。

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