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ニューハーフという仕事は華があって喋りが上手というイメージを持たれがちですが中には「トークが上手に出来ない」「お酒が飲めない」という方もおおいのではないでしょうか?
勿論、話題を広げるトーク術も少しばかりお酒を飲むやトークできるようになるための努力は必要です。しかし、「トークが上手に出来ない」「お酒が飲めない」ということはお水の世界では大きなデメリットではありません。
他のキャストの真似をするのではなく、自分しかできない長所を伸ばすことから始めてみましょう。
ニューハーフクラブ嬢は継続的に売れることが大切
ニューハーフクラブで稼ぐためには、安定して指名が入ることが重要です。指名が入るようになると、給料はアップしてお店からも一目置かれます。お店が売り出すようになるので、新しい指名がもらえるようになり、プラスの連鎖で売れていきます。
短期間で指名がたくさん入ったからと言って売れているキャストとは限りません。本当に売れているのは、継続的に指名が入るキャストです。売れ続けることによって、しっかり売り上げを出していくことができるのです。
継続的に売れているキャストの特徴
継続的に売れているキャストは、いろいろなタイプのお客さんがついているのが一般的です。同じ系統のお客さんばかりのキャストに比べると、会話の幅が広くなるので知識や情報も多く入ってきます。
仕事をしながら、仕事に役立つスキルを身に付けることができるのです。どんなお客さんもひいきすることなく対等に接することができるのも、売れているキャストの特徴になります。
基本が大事
売れるためには努力が必要です。しかし、それ以上に大切なのは基本の接客スタイルを守ることです。売れたいという気持ちが大きくなると、他のキャストと差をつける動きが出てきます。
接客の方法を変えることやキャラを変えてアピールします。たしかに新しいことにチャレンジしていく姿勢は大事です。一方、新しいことに固執することによって基本が疎かになってしまうことがあります。売れているキャストというのは、自分にしかできない基本をベースにして努力をしているのです。
いろいろな話題についていけるようにしよう
お水の世界で売れるためには、お客さんとのトークを盛り上げることが大事です。ニューハーフクラブに訪れるお客さんの客層や年齢層は幅広いのが一般的です。指名客を増やすためには、フリー席を多く回ってさまざまなお客さんとトークをすることが前提になります。
せっかくチャンスが回ってきても、会話を広げることができないと意味がありません。トークを盛り上げるためには、いろいろな話題についていけるよう知識や情報を収集することから始まります。
知識の幅を広げよう
ニューハーフクラブは、仕事の場でもあり、勉強の場でもあります。売れるキャストは、新聞や雑誌、ニュースなどをチェックしています。ここで勘違いしてはいけないのが、お客さんと対等に話せるだけの知識は不要ということです。
知識が役に立つのは、お客さんの会話に対して質問できることが理由としてあります。お客さんは興味を持ってもらいたくて話しをしているわけです。質問が返ってくると、自分が話したことに興味を持ってくれたと思います。知識がないと、受け答えや反応に困ってしまうものです。
お客さんからも知識や情報を収集しよう
お客さんが何気なく話している内容の中には、仕事に役立つことも多くあります。
お客さんから得た知識や情報も収集できれば、効率的に知識の幅を広げていくことができます。また知識として吸収すれば、次回に来店したときも話の続きがしやすくなるメリットがあります。会話の一つ一つに意味があると心得て、トークに活かしていきましょう。
それに加えて、幾つか自分が得意なジャンルやお客様が好みそうなトークネタも日々集めてみましょう。ポイントはそのトークネタを少し掘り下げて調べてみることです。お客様のトークがメインになりますが、話のネタが尽きた時に一つの切り口として用意しておくこともよいでしょう。
お酒は飲めなくてもOK!相手に花をもたせよう
お水の世界で売れるためには、お酒が飲めることやトークが上手なことに越したことはありません。しかし、他のキャストに比べて売れているキャストのすべてにおいてお酒やトークが得意というわけでもないのです。
足りないところは気持ちや行動で十分にカバーすることができます。特にお客さんや他のキャスト、スタッフへの態度は重要です。謙虚な気持ちを持っているキャストほど、お客さんからのウケがよく、周囲もフォローしてくれます。相手に花をもたせる気持ちを忘れずに接客に取り組みましょう。
つつましいキャストの特徴
お水の世界では、指名をもらうことが売り上げアップにつながります。控えめな姿勢でずっといては新しい指名を取ることはむずかしいでしょう。つつましやかな気持ちは大切ですが、お客さんにアプローチしないと売り上げにはつながりません。
行動するときはしっかり動いて、なおかつ人の悪口を言わないことや他人に感謝の気持ちを持てるのがつつましいキャストの特徴です。すべての人から学ぶべきところがあると思えると、謙虚さもアップするでしょう。
媚と謙虚は違う
媚と謙虚は違います。表面上で謙虚な姿勢を見せても、内面から湧き出てくる姿勢ではないと言動や行動に悪い部分が出てしまうものです。スタッフやお客さんに媚を売るキャストは大勢います。
最初のうちは上手くいってもリピーターになってくれるお客さんは少ないものです。媚と謙虚は違うということを念頭において、平等に接することが大切です。お水の世界は、チームワークで成り立っていることを意識しておきましょう。
トークスキルより自分にしかない世界観を創る
お水の世界で働く場合は、できるだけ多くの指名を取ることがポイントです。訪れるお客さんの年齢や職業、性格の幅は広く、万人受けするキャストほど効率的に稼ぐことができます。
売れてくるとお店の中でのブランド価値が向上するので、新規指名がもらいやすくなります。しかし、ある程度売れるまでは万人受けすることを心がけるのではなく、自分にしかない接客をして一定の層を取り込む方が効率的です。。
自分にしかない接客
普段からいじられキャラの人が、いじりキャラになるのは抵抗があります。自分にしかない接客をするポイントは、普段の自分に近い性格を活かすことです。いじられキャラだと、天然系のかわいがられるキャラにすれば、普段の自分に近い形で仕事ができます。
一度キャラ設定をした後は、コロコロとキャラを変えてしまうのは厳禁です。キャラを作っていることが見抜かれてしまうことや、気持ちが不安定だと思われてしまいます。
自分に合ったお客様を絞る
自分の世界観を創ると、フィーリングが合うお客さんとそうではないお客さんに分かれます。最初は指名を少しずつ増やすことがポイントになるので、フィーリングの合うお客さんに絞り込んで接客を行っていくとよいでしょう。
また、年配のお客さんにウケが良いキャラなら昔の音楽を覚えて、若いお客さんにウケが良いキャラなら新しい音楽や盛り上げ方を覚えるなど、自分らしさを活かした接客をするのもコツです。適度に自分にしかない世界観を創ってお客さんを絞り込んでみましょう。
アドバイスはとことん聞く
お水の世界で売れているキャストに共通しているのは、自分一人の力で人気を得たのではないことです。容姿やスタイル、性格の良い売れっ子のキャストも、そこに至るまではスタッフやお店のサポートを受けています。
入店してすぐの間は、お店が売り出してくれるのですぐに指名をもらえることがあります。最初から調子がいいと自分の力で売れていると錯覚してしまうものです。しかし、周りの声に耳を傾けないキャストが継続的に売れることはむずかしいでしょう。
お水の世界はチームワークで成り立つ
お水の世界は、チームワークで成り立っています。チームワークの和を乱すキャストは、お店からのサポートも受けにくくなります。指名をもらうことができても、自分の力で指名が取れたと勘違いしない気持ちを持つことが大事です。
他人を大切にすることで、周囲からもサポートを受けることができます。上下関係が厳しい世界なので、先輩からのアドバイスにはしっかり耳を傾けることが大事です。先輩を立てられるキャストが伸びるキャストになります。
アドバイスを活かそう
お店や他のキャストからのアドバイスは素直に聞きましょう。アドバイスの内容を活かすだけでなく、アドバイスを真摯に聞いている姿勢は向上心があることのアピールにもつながります。
お店としても、やる気があるキャストを応援して売り出したいと考えるものです。アドバイスに耳を傾ける姿勢は、謙虚な姿勢でもあります。感謝や謙虚な気持ちを忘れないこともお水の世界では大事です。
外見だけではない自分磨きを
お水の世界で人気を集めているキャストに共通しているのは、容姿やスタイルではなく性格が良いことです。見た目がよいキャストは注目を浴びるので、最初のうちは指名が入りやすい特徴があります。
しかし、どれだけ見た目がよくても、お水の仕事は一人の力だけで成り立つものではないのです。傲慢な態度を取っていると、お客さんにも見切られてしまいます。本当に売れているというのは、短期的ではなく長期的に売れているキャストを意味します。
感謝の気持ちを忘れずに
お水の世界で売れるキャストになるなら、人を大切にする気持ちを持ちましょう。表面上で大切にしているという行動を見せるのではなく、心から思うことがポイントです。どれだけ器用に立ち振る舞っても、表面だけの行動や言動は見透かされてしまいます。
特に、クラブに来るお客さんは、人生経験も豊富なことが多いのですぐに気付くものです。心から人を大切にしようという気持ちがあれば、謙虚や感謝の気持ちが相手にも伝わっていきます。
ライバルも大切にできる心の寛容さが大事
クラブで働いているキャストのほとんどは、自分から見るとライバルになるでしょう。他のキャストよりも売れたいという気持ちが出てくるのは自然なことで、嫉妬する気持ちや嫉む気持ちが生まれることもあります。
大切なのは、ライバルを大切にできる心の寛容さです。お客さんやスタッフを大切にすることよりも、難しいことかもしれません。しかし、日頃からライバルのキャストを大切にしていれば、困ったときに助けてもらえるものです。