ニューハーフということは、それほど珍しいことでもなくなり、ご家族やご本人も後ろめたさなども感じないという時代となっています。それだけ、世の中に許容性が出てきたということになります。しかし、転職ということを考えた場合、まだまだニューハーフということに対する垣根が高いことは確かです。

一般的な企業での採用は現実的には難しいということが言えます。もちろん、男女差別やその他の差別を採用に持ち込むことは禁じられていますから、ニューハーフであるという理由で門前払いするという企業は、おそらくないものと推測できます。でも、結果としては採用しないということが圧倒的に多いはずです。不採用の理由は公開する必要がないので、不採用の理由を問いただすことはできませんし、万が一不採用の理由を聞くことができたとしても、他の関係ない点が断る理由としては表に出てくるはずです。ここをけしからんと抗議しても、埒はあかないので、応募先を考え直すことが大事になります。

サービス業を中心として、ニューハーフが活躍できそうな企業はたくさんあります。飲食業が代表になりますが、ここも格式が高いとか、伝統的なお店であるとかという場合は、前述した一般企業と同じ結果になりますので、抵抗感がなく受け入れてくれるお店を選ぶことになります。
アパレル関係も比較的理解されやすいところですが、ここであっても全部が全部ではありません。

要は、理解があり、抵抗感なく受け入れてくれるところを中心に選定することがポイントになります。

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