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アライ(性的少数者支援)を表明している日本企業40社。LGBTを雇用する6つのメリット

LGBTとは、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)をはじめとする性的少数者(セクシャル・マイノリティ)の4つの性的指向の頭文字をとった総称のひとつである。

日本国内でもLGBTが認知されてきましたが、LGBT当事者としては、同僚の目や偏見を持たれることへの不安からまだまだカミングアウトをすることが出来ない現状があります。本来の性別を隠すことへのストレスから仕事に集中するのは困難という人も少なくありません。

しかし、日本国内でも一部の先進的な企業が、LGBT当事者の能力をフルに発揮させるといった考えのもと、社内でセクシャル・マイノリティに関する教育や施策を積極的に取り入れています。

そこでアライ(性的少数者支援)を表明している日本企業とLGBTを雇用するメリットをご紹介していきます。

①多様な人材マネジメント

多様な人材マネジメント

近年、ダイバーシティという言葉を耳にする機会が増えています。

和訳すると多様性を需要することです。企業もダイバーシティに力を入れているところが多く、それこそがLGBTの働きやすい雰囲気を作っていくことにもつながります。企業にとって大切なのは、同じ価値観を持った社員だけの会社ではなく、違う価値観を持つ社員がいることで生まれる創造性です。

人材マネジメントとは?

人材マネジメントは、目標に向かって企業が力を合わせて行動するための施策です。

会社の存続につながるくらい重要な部分になります。ダイバーシティと人材マネジメントによって、企業理念実現に向けた企業の成長や社員のパフォーマンスを引き延ばすことができます。つまり、LGBTへのサポートを行い快適に働ける環境を作ることができれば、企業にとって新しい形の戦略が生まれて大きな戦力になってくれるわけです。

多様な人材マネジメントがもたらすメリットと注意点

多様な人材マネジメントの基本的な考えは、人材を人財とすることです。

LGBTが働きやすい雰囲気になれば、多様化するマーケットニーズに対して柔軟に対応することができます。組織的に問題解決する力がつくことにもなります。一方で、チームマネジメントの複雑化や訴訟リスクの増加など注意する部分もあります。

そうならないために、先駆けてLGBTの支援やサポートする体制を企業の中で作っていくわけです。人を集めるだけでなく、定着してもらうためのマネジメントも重要になります。

②社員の離職防止

社員の離職防止

企業にとって、離職率の高さは頭を抱える問題です。離職率が高いことで発生するコストには、採用コストや風評以外コスト、育成コストが発生します。採用コストは、面接や専攻のために社員の時間が割かれることで生まれます。

風評以外コストは、離職者が会社のマイナス部分を発信することで新しい人材確保が難しくなること、育成コストは社員がしっかり働けるようになるまでの研修や支援にかかるコストです。

LGBTの離職率は高い

LGBTへの理解がない企業だと、LGBTは仕事内容よりも差別やハラスメントを恐れて離職しやすい傾向にあります。直接的な被害を受ける恐怖よりも、カミングアウトしたことの偏見に対する恐怖心や不安、誤解を与えてしまう怖さです。

LGBTであることを隠しながら生活している人は、身近に多くいます。いないのではなく、気付かないのです。当事者は、自分の性を偽って生きているので、精神的にかかる負担は想像を超えます。もちろん、理解のない企業に離職理由をLGBTであることを言う人も少ないでしょう。

LGBTの支援で離職率は大幅に下がる

では、企業全体でLGBTが働きやすい雰囲気を作っている企業はどうでしょうか?

働きやすい雰囲気になるだけで離職率は大幅に下がります。理解してくれない企業が多いからこそ、理解してくれる雰囲気に好感を持ちます。離職率の高さは会社にとって大きな損失です。LGBTを支援するためのコストの方がよほど低くて済みます。カミングアウトに関わらず、LGBTに対しての理解を示すことが一番の人材確保にもつながるのです。

③個人の能力を最大限に発揮させる

個人の能力を最大限に発揮させる

LGBTは性的マイノリティですが、仕事の能力とは一切関係のないものです。

しかし、LGBTの理解やサポートがない企業で働く場合は、不安や恐怖心を持ちながら働いており、そのような気持ちがメンタル面に悪影響を及ぼして、能力を最大に発揮できてないことは多いです。LGBTとして普通に働ける環境がないことは、個人の能力を下げてしまうことにもつながります。

LGBTへの支援は仕事のしやすさにつながる

LGBTを企業全体で理解し、サポートする体制になると、カミングアウトの有無に関係なく自分の存在が肯定されたような気持ちになります。不安や恐怖心が、安心に変わるわけです。安心感が生まれると、仕事に集中することができるようになります。LGBTのサポートを表明するだけで、個人の能力を延ばすことにつながるのです。

価値観が広がる

LGBTをサポートする体制は、LGBTの能力を最大限に発揮させるだけでなく、周囲の社員にも好影響を与えます。一人一人の違いを尊重することをアピールすることで、LGBT以外のマイノリティに悩む人の心のケアにも間接的につながるからです。カミングアウトに関係なく、企業として取り組みを行うだけで効果は十分にあります。

価値観が人によって様々であるように、性別、性格も多様な世の中です。個性を尊重することは働きやすい環境を作り、能力を高めることにつながっていきます。少子高齢化が進む中で、人材ほど貴重なものはありません。個人を大切にするほど、企業にも還元されるのです。

LGBT企業に前向きな企業一覧

アクセンチュア株式会社
JT(日本たばこ産業)
日本マイクロソフト
JAL
株式会社アイエスエフネット
NTTデータ
NEC(日本電気株式会社)
ライフネット生命保険会社
ユニリーバ
株式会社レナウン
株式会社リアズ
ソフトバンクグループ株式会社
日本オラクル株式会社
株式会社ダイバース
野村証券株式会社
株式会社みずほフィナンシャルグループ
株式会社リクルートホールディングス
株式会社サニーサイドアップ
資生堂グループ
大阪ガスグループ
日本IBM株式会社
株式会社インソース
インフォテリア株式会社
認定NPO法人フローレンス
JPモルガン
株式会社ガイアックス
モルガン・スタンレー
ドイツ銀行
シティバンク
UBS(UBS Group AG)
楽天株式会社
サントリー
イオン
イオンスーパーセンター
第一生命
海遊館
エンプラス株式会社
株式会社グリッド
SMBCコンサルティング
株式会社セブンアンドアイホールディングス

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