豊胸バッグには様々な種類があります。
豊胸をする際に、「どの豊胸バックにしよう?」と迷われる場合も多いのではないでしょうか。今回は、そんな豊胸バッグの種類と耐久性についてご紹介します。
豊胸バッグの表面素材の種類
豊胸バッグを使用した豊胸手術は、他の方法に比べると胸は確実に大きくすることができます。バッグのサイズによって自由に胸の大きさを変えることができるため、理想のバストを手に入れることができるでしょう。
バッグに使用されている素材には大きく分けてテクスチャードタイプと、スムースタイプがあります。手術によって体に入ってくるので、素材が与える体への影響などは気になると思います。では、それぞれの素材がもたらす効果や影響について紹介していきます。
①テクスチャードタイプ
豊胸手術で多く使用されている素材は、テクスチャードタイプです。素材の手触り感はざらついており、なめらかでは無く凹凸があります。シリコンバックは縮まる性質があるので、凸凹とざらつきの特徴を活かして、シリコンバッグと被膜の間に空間を作り出して縮まるのを防いでいるのです。スムースタイプと比べるとやや固めになるため、揉み解した方が実際の胸の柔らかさに近づきます。
②スムースタイプ
自然な胸の柔らかさを求めるならスムースタイプです。
このタイプは柔らかい素材になっており、テクスチャードのように不自然さがあまりありません。一方で、滑らかな手触りとなっていて、凹凸も少なくなっています。テクスチャードだと防ぐことができる縮みのリスクが高くなります。予防するためにマッサージを行うことや管理する必要があるので、術後のメンテナンスで見ると負担がかかるので気をつける必要があります。
豊胸バッグの形
豊胸手術で気になるのは、手術をした後にどのようなバストの形状になるかですよね。
手術をするならできるだけ自然な形のバストを手に入れたいものです。シリコンバストには、いくつかの形状があります。形状によってバストの形に大きな差が出ます。豊胸手術で広く使用されている三つのタイプについて紹介していきます。
①ラウンド型
ラウンドには、[丸いや球体]を意味する言葉があります。丸い形ですが、重さの比重で見ると下方に集中します。
自然なバストも一緒で、重力の関係でバストの下側に重みがかかりますよね?自然なバストと同じように形状が変化するのです。このタイプは上半分のバストが少なくなっている場合に、上半分のバストを強調しやすいメリットがあります。
国内の多くのクリニックでラウンド型を使っています。
②アナトミカル型
このタイプはしずく状の形をしているのが特徴です。下方にバランスが集中しているため、上半分のボリュームが少ないと違和感が生じます。
一方で、横から見ると下方にボリュームがあるため、きれいな形状のバストを作ることができます。バストを大きくしたい人やバストが大きい人に適しています。
③アシンメトリー型
このタイプは、左右非対称が特徴になっています。自然な形状のバストになり、ボリューム感があります。耐久性にも優れている一方で、切開の面積が広くなってしまうデメリットもあります。バストラインや形状にこだわりがある人におすすめのタイプです。
豊胸バッグ【素材・耐久性】
豊胸バックは、形状やタイプを選べるようになっています。せっかく理想のバストのバッグを見つけても、手術してトラブルが起こってしまっては意味が有りません。
形状だけでなく、使用されている素材や耐久性についても考える必要があります。バッグの種類はたくさんありますが、その中でも特に多く使用されている三つの種類を紹介していきます。
①生理食塩水
シリコンバッグの中に何が入っているかご存知ですか?
生活の中でシリコンバッグが破れてしまった場合に、バッグの中身によっては体に大きな影響を与えることにもなりかねません。
そこで、血液の浸透圧と同じにして作られた生理食塩水を素材として使うことがあります。破れてもリスクが小さいメリットがあります。液体タイプになるので、自然な形状になりにくい場合もあります。
②CMC(ハイドロジェル)バッグ
生理食塩水だけだと、液体ならではの形状不安定のデメリットがあります。
そこで、粘り気のあるムコ多糖類を混合させることによってやわらかさをプラスすることができます。生理食塩水がメインなので、破れても安心です。安全性が高く効果の継続性が長いのが特徴です。
③コヒーシブシリコン
生理食塩水やCMCは破れて液体が流出する可能性がある素材ですが、コヒーシブシリコンは破れても液体が流出しない素材です。多くのクリニックで使用されているのが、この素材です。
安全性が高いメリットがありますが、加齢に伴って形状が不自然になることもあります。