ニューハーフは働くことができる職場が限られていると考える人が多いものです。
事実ある程度年配の人にとってはあまり良い印象を持っていない人が多く、ニューハーフがなかなか採用されないというところも少なくないのが実態です。
法律上は平等に扱われなければならないのですが、職場の風紀が乱れるという理由から採用されないというところも少なくありません。
そのため求人を探す際には注意が必要とされる面が従来は非常に多かったものです。
IT業界はニューハーフの求人を積極的にしている
しかし、最近積極的にニューハーフを求人している会社が増えている業界があります。
それはIT業界です。
IT業界は文化の最先端を意識して業務を行なわなければいけない面があり、その部分に置いて現代では新たな文化としても成熟しつつあるニューハーフの人材を積極的に雇用している所が増えているのです。
一口にIT関係といってもその仕事内容は多岐にわたります。
その中でもあまり表に出ない裏方の仕事に就いては積極的にニューハーフを求人しているところが増えています。
その理由は女性のきめ細やかさと男性のバイタリティを両面持っている所で、業務が立て込んでしまった場合などは遅くまで女性を勤務させることはなかなか難しいのですが、ニューハーフであれば男性と同じように業務を遅くまで行ってくれる面があるのが大きなポイントです。
さらにさまざまな業務を男性と女性の両方の目線で見て作業を行うことが出来るため、多くの人にうけいれられやすいというメリットもあります。
営業職のニューハーフ採用も増えている
また、最近ではニューハーフを営業職に採用する会社も増えています。
以前は顧客の中には嫌悪感を示す人も多かったのですが、近年では文化として浸透し、違和感を感じなくなった人が多くなったことや、男性と女性の両面を理解することが出来るため顧客の対応も非常に上手な人が多く商談の成功率が高いといわれる面もあります。
その為、ニューハーフを雇用するIT業界の企業は増える傾向にあります。