夜の仕事もいいけれど、できれば昼間の仕事をしたいというニューハーフさんも多いでしょう。
夜の仕事のほうが就業しやすかったり、賃金が高いというメリットもあります。
しかし人によっては夜間の仕事は身体への負担が大きく、無理に働いて体調を崩してしまう人も少なからずいるのが現状です。
また、夜間の仕事といえばお酒がつきもの。
こちらも体質によっては合う合わないの差が大きいため、お酒が飲めない人にとってはつらいことになってしまいます。
女性として採用してくれる求人を探す
やっぱり昼間の仕事がしたいと思ったら、女性としての採用をしてくれる職場を探すのもひとつの手です。
ドライバーや軽作業系、工場系といった職場の中には多人数を一斉採用したり、あるいは女性としての心を持つニューハーフに理解がある会社も少なからず存在しています。
一方で接客など人前に出る仕事はどうしても狭き門になりがちですが、こちらも求人がまったくないというわけではありません。
美容室やアパレルなど、してみたい仕事をニューハーフ、求人などで検索してみると良いでしょう。
外見よりもその人生や経験を評価してくれる例も
ニューハーフの容姿は人によってさまざまです。
女性にしか見えないという人もいれば、男性として見られがちな人も存在するなど、一概にこれと決められるものではありません。
企業によっては外見よりもその人生や経験を評価してくれる例もあります。
割り切って昼間は男性として働く方法もある
一方で女性、あるいはニューハーフとしてはどうしても昼間の仕事が見つからず、一旦男性として働くことを決意する人もいます。
昼間の間は男性として働くことで生活費を稼ぎ、帰宅後や夜間、休日には本来の姿であるニューハーフに戻ります。
女性としての採用を目指すよりも難易度は下がるものの、本来の自分を隠して働くことは心に負担をかけることでもあり、できればやはり女性として働ける場所を見つけたいところです。
自分がやりたいと思った職種の中で、女性として採用してくれる職場と巡り合うことは、これからの人生にとっても大きな助けになります。