ニューハーフの本場は海外であるといわれています。
確かに海外に目を向けると同性婚なども多く、同性同士のカップルが市民権を得ているように見えます。
同性婚のカップルが子供を養子に迎えることや、代理出産などについても寛容です。
デザイナーやメイクアップアーティストのニューハーフは多い
海外だけでなく日本でもそうですが、デザイナーやメイクアップアーティストなどには、化粧やファッションのあこがれもあり、ニューハーフの方が多くいるといわれています。
デザイナーやメイクアップアーティストは、美の旬を追求する仕事です。
そこには自由でオープンな交流がありますから、世界で働きたいという人がその思いを強くするのは自然なことです。
人は自分を理解してくれる人を求め、理解してほしいからこそ他者を理解します。
それまで理解者を得られなかった経験が多ければ多いほど、海外への欲求は強くなるのではないでしょうか。
日本のニューハーフは海外で人気がある
日本人の女性はその奥ゆかしさと朗らかさから海外で強い人気があります。
ニューハーフの世界においてもそれは同じで、日本の奥ゆかしさをもったニューハーフは新鮮で需要があります。
語学力を身に着けて海外にも視野を向ける
LGBTに寛容であるのが世界スタンダードではありますが、求人には一つの壁があります。
それが語学力です。
ニューハーフとして生きていくだけならば、パートナー次第で生活はできます。
しかし、自分でも生きるためにはニューハーフの長所であるコミュニケーション能力をフルに発揮できる土台が必要であり、その土台が語学力なのです。
海外での求人事情というのは一見日本とは異なるように思われますが、結局のところ、求められる能力はコミュニケーション能力です。
日本でも性的マイノリティーとして日々感じてきた経験や、感情の揺れが会話を通して相手に伝わり、その言葉が響くからこそ説得力があります。
その言葉の力が弱くては相手の共感を得ることが非常に難しくなってしまいます。
外国においては、LGBTが仕事で活躍できる環境は日本よりも整っています。
環境に飛び込む勇気と準備が必要です。